栃木矯正歯科ブログ
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親子矯正
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最近よく耳にする話題に
「親子・・・」「父子・・・」「母子・・・」という言葉があります。
親子丼ではありません(笑) (ー_ー)!!
「父子でみる映画」とか「母子で行く親子留学」など
その中に「母子矯正」というのもあります。
かつて歯列矯正をしていた方が母親になり、少し治したい
あるいは
学生の頃やらずに歯並びがガタガタであるのを気にされていた方
理由はともあれ
母子で歯列矯正に通うのが今トレンドだそうです。
親からお手本を示しての子供教育ですね!
やっと成熟した親子関係や高い意識レベルになってきたというこでしょうか
お父さんにも拡がるといいですけど!(^^)!
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矯正歯科ブログ
2011-09-10T18:01:49+09:00
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「東日本大震災で被災した矯正歯科治療中の患者さんを対象に診療費用の補助」のお知らせ
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/95871.php
日本臨床矯正歯科医会から上記のお知らせが届きました!
以下詳細をご覧ください。
対象患者:
本会会員が継続治療をする被災された矯正治療中の患者で、厚労省の5月2日付けの「東北地方太平洋沖地震および長野県北部の地震に係る一部負担金の等の取扱いについて(その6)」の事務通達に準じ、以下の条件を共に満たし、かつ生活が著しく困窮していると判断される方
(1)災害救助法の適用地域(東京都を除く)や被災者生活再建支援法の適用地域の住民(地震の発生以後、他市町村へ転出した方を含む)であり、
(2)以下のいずれかに該当する方
? 住家の全半壊、全半焼又はこれに準ずる被災をした方
? 主たる生計維持者が死亡し又は重篤な傷病を負った方
? 主たる生計維持者の行方が不明である方
? 主たる生計維持者が業務を廃止・休止した方
? 主たる生計維持者が失職し、現在収入がない方
? 原発の事故に伴い、政府の避難指示、計画的避難区域及び
緊急時避難準備区域に関する指示の対象となっている方
補助限度額:患者一人100,000円まで。
事業費総額:総額1,000万円まで。
期間:平成23年12月まで。
手続き:継続治療を引き受けた日本臨床矯正歯科医会所属の歯科医師が患者の被災状況や治療の進行状況等を記載した申請書類を提出し、日本臨床矯正歯科医会理事会にて書類内容を審査の上、補助金額を決定する。
日本臨床矯正歯科医会では、矯正歯科治療中に被災した方を対象に、矯正歯科治療に関する相談を無料で受け付ける「矯正歯科 被災者支援フリーダイヤル」を開設しています。また、日本臨床矯正歯科医会ホームページや携帯サイトでも無料で相談に応じています。
矯正歯科 被災者支援フリーダイヤル 0120-453-344(2011年9月末まで開設予定)
受付時間:月曜〜金曜AM10:00〜PM5:00(休日を除く)
対 象:震災により矯正歯科治療を続けることが困難な被災者とその保護者。
受付内容:矯正歯科治療に関する心配事や質問など
相 談 員:一般社団法人日本臨床矯正歯科医会会員の矯正歯科医師
協力団体:東北矯正歯科学会・日本歯科矯正器材協議会
日本臨床矯正歯科医会 ホームページ(http://www.orthod.or.jp/)
日本臨床矯正歯科医会 携帯サイト(http://www.kyouseisikaikai.info/)
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2011-06-23T09:51:56+09:00
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背が伸びる時に、歯並び点検を!
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/66457.php
顔面の骨格を作っているものは、上顎骨、頬骨、口蓋骨そして下顎骨です。
このうち下顎骨以外は中学生前にはほとんど成長が完成されます。
下顎骨は、それらより遅く伸び始め、背の伸びが止まってから数年まで成長します。
そこで、中学生になる頃に、「ニー」っとした時の上の歯と下の歯の重なりぐあいを見てください。
上の歯が下の歯を半分以上隠すようにかぶさっていたら、先ずは矯正専門医にご相談ください。
そのままにしておきますと、上の歯に邪魔され、下顎骨が正常に成長できなくなる危険性があります。
つまりどうなるかと言いますと、
「出っ歯」になるか、顔を横から見たときにアゴのない顔になってしまいます。
さらに、これが元で、
舌が前に出てしまい、前歯が噛まなくなる「開口(咬)症」や
アゴが小さすぎて、「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群」の原因にもなります。
この時期に歯列と顎の矯正をしますと、1年足らずで治療が終わることも!
将来手術をしなくてもすむのかも知れません。
正に歯列矯正を始める時期と言えるでしょう!
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2010-02-21T14:37:14+09:00
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矯正開始の時期 (緊急性を要するケース)
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/54676.php
 
矯正歯科治療の開始の時期は症例により個人差があるというお話は以前このブログにも書いてあったかと思います。
今回は、その中でも早めに矯正歯科治療をスタートした方がいい1例をご紹介します。
 
左の写真は初診時の年齢が8歳の女の子です。
向かって左側の前歯が長く見えると思いませんか?
この患者さんはいわゆる受け口で、上の前歯が下の前歯をつついているような状態になっています。
これを咬合性外傷と言います。
この状態が続くと、下の歯が前に出てきてしまい、歯肉がどんどん退縮してしまうので、歯が長く見えているのです。
またさらに状態が進むと歯を支えている歯槽骨が吸収したり、歯が削れたり破折したりすることもあります。
そのため、早めに前歯の咬み合わせを整える治療をしなければなりません。
右の写真が治療後の写真です。
きれいになったと思いませんか?
ちなみに治療期間は約6ヶ月です。
今後も他の歯の生え変わりや顎の成長を定期的に観察し、すべてが永久歯に生え変わった第2段階で、皆さんがよくご覧になるすべての歯に装置を着けるマルチブラケット装置に移行する予定ですが、最初の状態のまま放っておいて、歯が生え変わってから治療を開始すするのと、第一段階で咬合性外傷を取り除いておいてから第二段階に移行するのとでは、歯の寿命も仕上がりにも雲泥の差が出ます。
歯茎が下がっているなんてまれなことだと思われているかもしれませんが、意外にこういう状態の方は多くいらっしゃいます。
皆さんも自分のお口の中を確認してみてください。
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2009-08-25T12:31:04+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/54676
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第5回 地元で治療する
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/33523.php
〜栃木県の矯正治療の現状について〜
前号まで、歯列矯正治療の治療の流れや治療のメリット、デメリット、治療の時期などについて一通りの説明をしてきました。今回は栃木県での矯正治療の現状をまじえてお話したいと思います。
東京の中学校ではクラスのおよそ半数の生徒が矯正治療を受けています。ところが、ここ栃木県においては矯正治療を受けることすら恥ずかしいと思っている人が多いのです。
それはある矯正材料を作っている会社の材料出荷量が関東地区では最下位,全国でも最低レベルにとどまっていることからも伺えます。
1.「悪い歯並びはよくないことに気づいてください。」
人の価値観はさまざまですが、残念ながら栃木県では歯並びにたいしてまだまだ意識が低いのが現状です。「少しぐらいデコボコでもいいや」「痛くなく一様かめるからいいや」など仕事や日常生活におわれて、歯並びが気になっていても、つい治療は後回しにしがちです。しかし悪い歯並びを長期間放置すると、デコボコの所をきれいにブラッシングすることは極めて難しく、歯の表面に付着してくるプラーク(菌そう)によって虫歯や歯周病が進行し歯を失うことも増えるでしょう。
日本歯科医師会では80歳で20本以上の歯を残そうという8020運動を展開していますが、他県の歯科医師会の調査で8020達成者を調べたところ、達成者の多くは歯並びが整っているという結果を得ています。整った歯並びは歯の寿命を高めるのです。
歯を始めとする口腔の機能はおいしものを食べる、おしゃべりをする、呼吸をするといった生きるために必要な器官です。それらの機能は整った歯並びでより一層高まり、ひいては全身の健康につながるのです。
また、矯正治療は年だからできないという事はありません、7歳〜10代、であっても50代60代であっても基本的には年齢には関係なく治療することが可能です。
歯列矯正医は、今のあなたに合った歯並びを得るお手伝いができます。是非相談してみてください。
【治療例】反対咬合 初診時10才 男性
2.「栃木県の矯正医として感じること」
*治したあげたいなー*
春は小学校や中学校では歯科健診の時期です。歯科健診に行くと最近の子供たちは、顔は子顔で顎はほっそりしていて小さく、歯列弓も狭い子供さんが多いようです。そのため小さい顎には歯がおさまりきれず、デコボコとした叢生歯列の子がたくさんいます。その様な生徒さんを見ると「あ〜治療すればいいのにな〜、治してあげたいな〜」など思うこと仕切りです。
近年、歯列矯正の意識が親御さんやお子さんも高まってきていて、ようやくここ栃木県でも矯正装置を付けている生徒さんをちらほら見かけるようになってきました、このような矯正治療に対する波がどんどん広がっていくことを切望している所ですが、しかしまだまだ少ないのが現状でしょう。
今回の歯科健診で歯列不正にチェックのあった子供さんをお持ちの親御さんは、是非、歯列矯正医の受診をお勧めします。それは歯並びにかなり問題のある子供さんがチェックされていることが多いからです。
子供の歯並びについて近所の歯科医院に相談に行くと「永久歯に生え変わるまで矯正治療をまちましょう」と言われたという話をよく聞くことがあります。これは良くない場合があります。お子さんが7〜10歳であれば施せる矯正治療があるにも関わらず、この時期に何もせず永久歯に生えかわるのを待っていると顎のズレや歯並びの問題が更に重篤になる場合があるからです。
うちの子供は問題ない、と思われている親御さんも一度は歯列矯正医に診せてください。歯列矯正医は咬合の発育を予測し咬み合わせの診断をしますので、今後起こるであろう歯並びやあごの発育の問題も早期に発見出来ることが多いからです。これは、親の責任でもあるのではないでしょうか。
【治療例】でこぼこ歯列(叢生) 初診時14才 女性
3.「賢い矯正歯科の選び方」
*専門医の医療レベルは全国どこでも同じです*
あなたがいざ歯列矯正をしようと思われた場合、どこの矯正歯科医院を受診するか考えることとなるでしょう。昔は矯正歯科医院の件数が少なく受診し難かった時代もあったかと思います。しかし、現在では件数も増えて地元でいくつかの矯正歯科医院の中から選択できるようになってきたと思います。
以前東京まで矯正治療に通っている人がいると聞いたことがあります。あまり賢明な歯科医院選びをしているとは言えないでしょう。
矯正治療のプロセスはいままでにお話してきましたが、初診相談、精密検査の実施、治療計画の決定後、本格的に治療開始となります。治療期間は少なくても1年以上、平均2〜3年の時間をかけて治して行きます。治療は装置をはずして終わりではなく、その後の歯列の安定もみていかなければなりません。2〜3回で終了する治療ではありませんので、そのため医師とのつき合いが長くなります。
遠方のクリニックでは、その都度交通費、通院時間もかかります。矯正装置がはずれてしまい数分で直ることでも大変な時間とお金がかかります。地元ならば、学校や仕事帰りなどいつでもちょっと寄って直していけます。また治療が矯正治療だけでは治らず外科的処置の併用が必要となる患者さんの場合は手術に当たり、付き添いの人の宿泊代や交通費なども追加で必要になりますし、自費の手術代も都会では割高にかかってしまいます。果たして時間的、金銭的損失を強いてまで東京へ行く必要があるでしょうか。
栃木県と東京の専門医の医療レベルに差はありませんので、地元で治療をすることをお勧めします。大切な事は、まずお近くの矯正医に相談し、納得いくまでお話をしてください。信頼できる相性の良いと思える矯正医を探すことが一番ではないでしょうか。
【治療例】上顎前突 初診時17才 男性
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2008-10-21T14:10:05+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/33523
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第4回 歯列矯正治療の治療時期と方法
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/26660.php
前号までのお話で歯列矯正治療のメリットとデメリットはお分かりいただけたと思います。今回は歯列矯正治療をいつ、どのような方法で始めると良いかについてお話します。
1.子供の歯列矯正治療
子供の歯並びについて近所の歯科医院に相談に行くと「永久歯に生え変わるまで矯正治療は待ちましょう」と言われたという話をよく聞きますが、これは大きな間違いです。お子さんが7歳から10歳であれば、施せる矯正治療法があるにもかかわらず、この時期に何もせずに永久歯に生え変わるのを待っていると、顎のズレや歯並びの問題が更に重篤になります。
子供を歯列矯正医に受診させ、早期に歯並びの問題を発見させてあげることが親の責任であり、親子で協力して進めて行く事が成功のカギとなります。
子供の歯列矯正治療は、理想的には2段階で行います。この歯列矯正の2段階治療を建築に例えるなら、第1期治療が基礎工事、第2期治療がしっかりとした基礎の上に立派な建物を建てるということとなります。治療の時期を分散することで、それぞれの治療期間が短くなり、むし歯のリスク回避やストレス軽減にもなります。
1)第1期治療:限局矯正治療(7〜10歳頃)
顎が大きくなり歯が生え変わる時期に、歯並びの治療を開始し、指しゃぶりや舌の癖等の悪習癖をなくし、顎骨の成長発育を良い方向に誘導する治療(咬合育成)を行います。これが第1期治療の最大の目的です。早い時期の矯正治療による咬合育成が、永久歯非抜歯治療の可能性を高めることができるのです。
この年齢での矯正治療は、子供にとっては時として苦痛を感じるものです。それにより、治療を途中で放棄してしまうことがあるので、歯並びの大切さを理解させた上で、子供自身も納得して治療を開始する事が大切です。
(限局矯正装置) (クワッドへリックス)
2)第2期治療:本格的矯正治療 (12歳以降)
全ての歯が永久歯に生え変わる12歳頃から開始する仕上げの治療になります。全ての歯に矯正装置を装着する為にむし歯のリスクは高いですが、第1期治療がしっかりできていれば、短期間でストレスが少なく治療を終えることができます。
(治療前) (治療後)
(矯正装置)
3)第1期治療を逃してしまった場合
第1期治療をしなくても勿論本格的矯正治療は可能ですが、2段階治療と比べて永久歯の抜歯の可能性が高く、矯正装置装着期間が長くなる傾向にあります
(初診時) (抜歯後)
2.大人の歯列矯正治療
1)成人矯正治療とは
矯正治療は小学生や10代の思春期にするものだという固定観念がありませんか?近年20歳を過ぎてから開始する成人の矯正治療が急速な伸びを示しております。特に30歳代の女性から『この歳でも矯正治療できますか?』という質問をよく受けます。基本的には口腔内が健康であれば矯正治療は何歳からでも可能ですが、成人になると悪い歯並びの長期放置により、むし歯、歯周病等の問題を抱え、欠損歯や修復物が増えるため、治療が複雑になり治療期間が長くなることがあります。成人してからの矯正治療は、親の意志で始める子どもの矯正治療と違い、目的や問題意識が明確な為、効果的に進めることができる利点があります。また全体的な矯正治療に抵抗がある場合は、MTM(部分的な矯正治療)によって口腔内環境を整えれば、長持ちする良い修復物(詰め物、差し歯、ブリッジ等)を作ることも可能になります。
(初診口腔内) (終了口腔内)
2)外科的矯正治療とは
顔の強い左右非対称や下あごの強い突出感などが見られる、あごの骨の発育異常を総称して「顎変形症」と言い、通常歯列不正も伴います。歯並びの土台である上下のあごが大きくズレていると、矯正治療単独では治せない場合があります。そのような方は、矯正医と口腔外科医の連携による手術併用の外科的矯正治療により治ります。
顎変形症手術は顔貌の劇的な変化をもたらし審美性が高まりますが、美容整形とは目的が異なり、咬み合わせを構築するのが最大の目的です。勿論口の中での手術になりますからお顔には傷は残りません。手術の歴史は古く、しかもそれを受ける方が多いため、術式も確立されており安全な手術です。ただし、これには約1週間の入院と全身麻酔のリスクがあるためご家族の同意が必要になります。
(初診時)
(治療終了後)
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人の感じる美しさには様々な価値観がありますが、残念ながら日本では歯並びに対してまだまだ意識が低いのが現状です。鏡に映ったご自分の歯並びをよく見てください。『少しぐらいデコボコでもいいや』『噛めるからいいや』『痛くないからいいや』…忙しい現代人は仕事や日常生活に追われ、歯並びが気になっていてもつい後回しにしがちです。矯正治療は長くかかるからと躊躇し、何年か経って「あの時始めていればもう終わっていた」と後悔するより、積極的に矯正治療を始めて流れに乗ってしまえば、時間はあっと言う間に過ぎて必ず良い歯並びを得ることができます。自分自身が歯並びに興味を持ち、治したいと思った時こそが、歯列矯正を始めるタイミングです。
整った歯並びは、見た目も美しく、自信を持った笑顔は人に好印象を与えるため、最近は企業面接やオーディションでも歯並びを重要視しているようです。歯列矯正治療は健康を手に入れるだけではなく、人生を前向きにする力があると言っても過言ではありません。
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2008-07-14T16:39:26+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/26660
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第3回 矯正のリスクと限界
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/23140.php
前号でご話したとおり、矯正治療には様々なメリットがあります。
ただ、どんなによい薬でも必ず副作用があるように、矯正治療にもリスクと限界があります。
一番は時間とお金がかかること。ただし、これは「よく咬めるようになる」「歯並びがきれいになり、笑顔がすてきになる」などといった、ご自身にメリットがあることのためのものですから仕方ないこと。
今回お話しするのは、日々の矯正治療によくみられることです。ただし、これらを知らずに矯正治療を始めたとすると、かなりのストレス・不満となることです。
これから矯正治療を始めようとお考えの方はよく読んでください。
1.歯を動かすときに生ずる「痛み」
痛みの感じ方には個人差がありますが、通常は装置装着後から2〜3日が痛みのピークで、食事の際に感じる事が多いです。
そのような場合には軟らかいものを食べるなど、食事の種類や食べ方を工夫なさるようお勧めいたします。
その後、数ヶ月は調節毎に若干痛みを感じる程度に落ち着いてきます。これは歯が動く時の正常な反応ですし、痛みはもとより違和感も次第になくなります。
どうしても痛みが我慢できないようであれば、鎮痛剤を服用していただく場合もありますが、痛みのためにリタイヤなさる方もいないので必ず乗り越えられるものです。
2.永久歯の抜歯、顎の手術
デコボコの量が多かったり、いわゆる出歯の状態の場合は永久歯を抜歯しないと歯がきれいに並ばない場合があります。
また、下顎の骨が大きく、受け口になっている場合などは顎の骨を切る手術を併用する場合もあります。
3.虫歯、歯肉炎、歯周病
矯正治療中は装置のまわりに、歯垢が溜まりやすい環境になります。
そのため、ブラッシングのポイントを押さえてしっかりとした歯みがきが必要です。
歯みがきを怠ると、装置の周りが虫歯になったり、状態によっては歯肉炎や歯周病にもなります。
治療途中に虫歯や歯肉炎をなってしまいますと矯正治療期間の延長も考えられます。
装置の下の部分が白く変色しています。
これは歯の脱灰といい、虫歯のなりかけの状態です。
矯正器具が着いていると、歯ブラシはすぐにだめになるので、マメに換えることをお勧めしています。
また、外で食事をする際などは、装置に食べ物がからまり、見た目にもあまり良いものではないので、携帯用の歯ブラシやフロスなどを持ち歩くことをお勧めします。
ただし、これは矯正している、いないにかかわらずのことですね。
4.口内炎
装置があたることにより、頬、唇また舌などに口内炎ができてしまうことがあります。
特に唇が乾燥していると、唇の皮が装置にすれてむけてしまうこともあります。
このような場合は、リップクリームなどを塗って、唇を乾燥させないなどの対応が必要です。
それでも良くならない場合は、ワックス(装置をカバーするもの)で対処していただくことになります。
ワックスは通常、矯正歯科医からもらえますので、その際に使用方法などはご説明があるかと思います。
また、口内炎用の塗り薬も有効です。
5.発音障害
裏側に装置が入る場合や、治療後に保定装置(リテーナー)を使用する際に発音しづらくなることがあります。
舌の大きさや発音の癖にもよりますが、主にサ行・タ行・ラ行に影響がでます。
これはお話する毎に慣れてきますし違和感としてもなくなります。
6.歯肉退縮
歯を動かすことによって歯肉が下がってしまうことがあります。
これは主に歯周病がある方や歯列のデコボコが強い方にみられます。
現時点で退縮してしまっている、または矯正の影響で退縮してしまった歯肉は、移植以外には元に戻りません。
7.ブラックトライアングル
歯がきれいに並んでくると歯肉と両隣の歯との間に三角形の隙間ができることがあります。
これは歯の形状が逆三角形に近い場合によくみられ、歯や歯肉には全く心配ありませんが、見方によっては歯肉が下がって見えたり隙間が閉じきってないように見えたりします。
8.歯髄炎
矯正治療中に歯の神経がしみることがありますが、これは一時的なもので通常は徐々に落ち着いてきます。
ただ、ごく稀に、歯髄炎のなかには神経が傷んでしまって歯が変色してしまうことがあります。
9.歯根吸収
稀に、矯正治療によって歯根が短くなってしまうことがあります。
健康な条件下で起こった場合には問題ありませんが、その後重度の歯周病を引き起こした場合には歯の寿命に影響することがあります。
ただし現在の矯正は弱い力で動くようになってきておりますので、以前ほど歯根への影響は見られません。
全体的に短くなってしまった歯根
10.顎関節症
全てのケースではありませんが、反対咬合が改善される時期や咬み合わせを作っている最中に上下の歯がぶつかって顎に負担がかかることがあり、その際に開口障害や顎の痛みなどが生じることがあります。
11.後戻り
矯正治療が終わり、お口の中の装置を除去した後、歯は元の位置に戻ろうとする傾向があります。
そのため取り外しの利く保定装置(リテーナー)で後戻りを最小限に抑えます。
歯の移動量や骨格などで個人差がありますが、装置除去後1年未満が最も後戻りしやすい時期で、それ以降は移動した場所に、徐々に落ち着いてきます。
いかがでしたか? 矯正治療に伴って、いろいろなことが生じます。
ただし、これらのほとんどは、事前に分かっていれば回避できることや、そうなっても一時的なことそしていずれ回復することです。
矯正治療を受ける際には、以上に挙げましたリスクをしっかりと把握し、専門医からのご説明を良く聞いた上で受診されることをお勧めいたします。
最後になりましたが、それよりも矯正治療をしないでいることのデメリットを考えてください。
それは、今ご自身が不自由に思っていることや、テレビや雑誌で見る人たちの口元がすてきだと思うことです。
さらに矯正治療をきっかけに、上記のような口内環境についても気をかけることで、美しいだけの歯だけではなく、健康な歯を永く保てることに繋がるのです。
 
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2008-05-30T18:52:48+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/23140
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30代からの矯正part14
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/20427.php
ついに終わりました〜るんるん
歯の表面もつるつる 
2006年11月から始めて、途中3か月の中断があって、再会から8か月で一応終了です。
差し引き11か月の矯正期間ということでしょうか?
まだ、保定期間が2年あるそうですが... 長かったのか?短かったのか?
先が見えず、あまり変化の無い時期が辛かったですね。
でも、before - after を比べると驚きです。
矯正はやはり、いくつになってもお勧めです!
30代からでも遅くない!
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2008-04-22T23:22:36+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/20427
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第2回 歯列矯正によってもたらされるもの
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/18977.php
その結果の先にあるものとは
今回は、歯列矯正治療を受けるメリットについて、掘り下げて考えてみることにします。
歯列矯正とは、不揃いの歯並び・異常な咬(か)み合わせ(不正咬合)を、正常な歯並び・咬み合わせ(正常咬合)に治していく歯科治療の一種ですが、この歯列矯正治療を受けることで、私たちは以下のような宝物を手にすることができます。
1. 食物を「よく咬める」ようになる
写真(1)は、ある高校生の治療前の咬み合わせの状態です。
奥歯は咬んでいるのに、前歯は全く咬み合わさっていません。
これは「開咬症(かいこうしょう)」とよばれる不正咬合の一種ですが、この咬み合わせで食物をよく咬めると思いますか?
この高校生の話によれば、麺類は食べられないとのことでした。敢えて食べようとすると、咬み切れないので非常に汚らしい食べ方になってしまい恥ずかしいとのことでした。
矯正治療を受けた結果、前歯も咬み合い、なかなか良い歯並び・咬み合わせになりました(写真2)。
これなら麺類でもOK、何でも美味しく食べられることでしょう。
(写真 1) (写真 2)
正しい歯並び・咬み合わせで食物をよく咬めるということは、ただ単に「咬める」という単純なことだけではなく、以下に列挙するように、私たちにとって多くの意味で健康の源となります。
・よく咬んで食べることで、胃腸への負担を軽減し、消化を助けます。
・肥満の改善、予防に効果があります。
・脳血流の増加にともなう脳の活性化につながり、集中力の向上、知能の発達、運動能力の向上、認知症の予防に効果を発揮します。
・よく咬めると唾液分泌が増加し、唾液のもつ口腔内自浄作用の向上、さらには唾液中の消化酵素のはたらきもあり、虫歯予防、歯周病予防になります。また、唾液による発ガン物質の無毒化によりガンの予防にもなります。
・成長期のお子様では、よく咬むことで顎(あご)の成長が刺激され、しっかりした顎の発育に結びつきます。
・よく咬むことで顔面表情筋が鍛えられ、いきいきした豊かな表情が生まれます。
・骨粗鬆症の改善にも有用です。
・よく咬むことで唾液腺中を走行する副交感神経が適度に刺激され、快眠をもたらします。
以上のような、よく咬めることでもたらされる様々な効果を得るためには、まず「よく咬める」歯並び、咬み合わせを手に入れることが前提となります。矯正治療はそのための有効な手段となり得るのです。
2. 歯の寿命を高める
写真3のように歯が不揃いの箇所では、歯の表面に付着したプラーク(歯垢ともいい、食べカスと細菌からなる汚れの塊のようなもの)をブラッシングできれいにすることはきわめて難しくなります。
このようなブラッシング不良部位への長期にわたるプラークの停滞により、虫歯および歯周病が発症・進行するリスクが高くなります。
仮に虫歯や歯周病になった場合に、歯科医院でこれを治療するにしても、歯並びの悪い箇所の正確な治療は難しいものです。
このような歯並びを矯正治療で治すことにより、歯磨きもしやすくなり、虫歯や歯周病の発症リスクは低減できるでしょう。
(写真 3)
プラークを赤く染め出したところ
八重歯となっている糸切り歯の辺りに
大量のプラークの蓄積が認められる。
一方、写真4のような著しい出っ歯の人では、前歯をぶつけて負傷する、すなわち外傷にさらされるリスクが高くなります。外傷による前歯の破折、脱落は、審美的にも大きく影響するものです。このような外傷のリスク回避にも、矯正治療は役立つのです。
(写真 4)
3. 発音の改善
ある種の不正咬合、例えば開咬症(写真1)あるいはすきっ歯(写真5)では、前歯のすき間から息が漏れて正しい発音ができません。
矯正治療で正しい歯並び、咬み合わせにすることで、構音機能の改善も期待できます。
(写真 1) (写真 5)
4. 上部気道障害の改善
上あごの横幅が狭い(専門的には狭窄歯列弓といいます)人には、鼻の通りが悪い、いわゆる鼻気道障害がしばしば認められます。
このような人が矯正治療を受けて上あごの横幅を広げる治療を行うことで、鼻の通りが改善するといわれています(写真6)。
また、これにより副鼻腔の健常な拡大成長が期待できるようになり、副鼻腔炎にもなりにくくなります。
拡大治療前 拡大治療後
(写真 6)
  狭窄歯列弓に対し、拡大装置を用いて横幅を広げる治療を行った結果、
アーチの幅が大きく拡大された
また、下あごが小さい(専門的には小下顎症といいます(写真7)人には、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする睡眠呼吸障害が多くみられる傾向があります。
小さなあごを成長させる目的の矯正装置(写真8)を用いることで、あるいは成人においては外科的に下あごを大きくすることで、睡眠中の呼吸機能の改善も期待できます。
(写真 7) (写真 8) バイオネーター
下あごの成長を促進する目的で使用
される矯正装置の一種
5. 審美性の改善
良い歯並びをともなった美しい口元は、人々を魅了する何ものにも代え難い貴重な宝物です(写真9)。
デビューを控えている歌手やアイドルの卵たちも、デビュー前に必ず歯並びを治すという昨今、仕事上の出世、人生の成功においても、良い歯並びはそれらの前提条件になるとさえ言われています。
臆することなく、堂々と矯正治療に取り組んでみましょう。
その結果の先にあるものは、自分自身に対する「自信」と、周囲を幸せな気分にさせる「魅力的な笑顔」です。
(写真 9)
矯正治療を終了し、宝物を手に入れた患者さんたち
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2008-04-02T16:56:29+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/18977
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第1回 歯列矯正治療とは
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/17180.php
歯列矯正治療によってもたらされること
■食物をきちんと咬む
人間誰もが幸せと感じる美味しいものを口にするときに、正しい咀嚼(そしゃく) 無しにはその幸福も半減してしまいます。歯列不正はその原因の最たるもので、きちんと咀嚼できないと、食物の本来の味を引き出せないまま飲み込んでしまっているといえます。
■歯の寿命を高める
他県の歯科医師会等の調査では8020運動 達成者の多くは歯並びが整っているという結果が見られました。「自分の歯で咀嚼する」という日常当然のように感じることは、いざ歯が抜けてしまったというときになって始めて実感すると聞きます。この原因である虫歯や歯周病を軽減するには正しい歯の清掃が必要不可欠で、またそのためには清掃性の高い整った歯列も必要です。
■審美性の改善
口元が顔全体のイメージに占める割合は非常に高く、歯並びの悪さを気にするあまり人前で笑えないといった心理的負荷は、社会生活に大きな影響を与えかねません。
矯正歯科医院とは何をするところ
歯列不正を伴った方が整った歯列を得るためにどのような治療をするかは、その状態によりさまざまです。骨格的なことも治す必要があるかもしれません。あるいは口元を後ろに下げたり前に出したりといった顔つきを変える治療を行うかもしれません。将来の歯並びが悪くなるのを予想し、予防的な矯正治療をすることもしばしば見られます。
歯列の状態により治療法は多岐に分かれますが、矯正歯科医院の目的はきちんと咬むことのできる整った歯列を得ることです。
治療時期・治療期間
歯列矯正治療は歯を動かすだけではありません。顎骨の成長に過不足や不正が見られるようであれば小学校入学前に治療を行うこともあります。また逆に骨の成長を追って見てゆかねばならない場合、高校生ごろまで治療を遅らせることもあります。一概には言えませんが小学校低学年のうちにカウンセリングを受けるのが将来的に最も安全なのではないでしょうか。
中学生、高校生はもちろん、成人であっても治療は十分可能です。
治療期間はその内容により大きく変わりますが、歯はゆっくりと骨の中を移動してゆくので、一般的に年単位の期間を要します。来院間隔も一般的な歯科治療に比べると長く、1ヵ月毎、2ヵ月毎、あるいは半年毎などとなります。
デメリット
きちんと咀嚼できる整った歯並びがデメリットとはなりませんが、そこに到るまでにしばしば不快と感ずることを伴います。
・歯を動かすときに生ずる痛み
・矯正装置が目立つこと
・歯磨きが困難になること
・会話や咀嚼の障害となること
・治療完了までに長期間を要すること
・治療内容によっては歯を抜いたり、顎の骨を切ったりすること
これらはよく起こる問題ですが、治療法や器具の進歩とともに改善されてきており、また治療に慣れてくると日常生活で大きな障害になるというほどではありません。
歯列矯正治療の方法
■第1期治療
主に小学生やそれ以前に行う矯正治療です。この時期の治療は、可徹式装置 、固定式装置あるいは歯を動かすもの、顎骨の成長をコントロールするものなど、治療の目的によりさまざまな装置に分かれます。また多くの場合第2期治療に移行します。
■第2期治療
永久歯が生えそろってからの仕上げの矯正治療です。抜歯を必要とする治療はこの時期に行います。歯周組織が健康 で永久歯が生えそろっていれば基本的に年齢は問いません。
■外科手術を伴った矯正治療
顎変形症を伴う場合 第2期治療の途中で顎骨を分離して前後に移動する、入院を伴う外科手術を必要とする場合があります。
■MTM
補綴治療 のため、あるいは一部分だけの矯正治療。概ね12ヶ月以内の短期間で治療が終了します。
■保定
動かした歯は必ず戻ろうとします。整った歯列をできるだけ長く保つためには、動かしてきた期間かそれ以上の間とどめておく必要があります。
歯列矯正治療の流れ
治療費について
基本的に矯正治療は健康保険が適応になりません。したがって治療費は医院によって違います。県内では一般的な治療で70万円〜100万円が相場のようです。
<健康保険が適応になる場合>
唇顎口蓋裂などの先天的 な障害がある場合。
顎変形症で矯正治療に外科手術を必要とする場合。
 
 
 
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2008-03-09T09:32:03+09:00
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30代からの矯正part13
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/20426.php
今回から下の歯にもワイヤーが着きました。
これで、上と下の歯を咬ませていく段階になり、いよいよ最終段階に突入です!
もう少しだ!でも、後どれくらいかかるのかな?まだ見えません...
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2008-01-19T23:12:36+09:00
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短期計画書〜クリティカルパス矯正版〜
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/9022.php
矯正治療は何年という長い歳月がかかります。
しかも、劇的な変化がなく、月に1度ぐらいの通院です。
治療の始めでは、いろいろとシュミレーションの提示があり、夢見て矯正にかかり始めます。
ところが、治療期間が長くかかってくると、
いつ終わるのか?
今後どうなっていくのか不安になります。
そんな不安を解消するために、中間で短期計画書・指導書みたいなものがあるといいのかな?!
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2007-11-16T22:55:59+09:00
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30代からの矯正part12
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/9021.php
久しぶりです。前回のUPから2か月です。
あまり変わっていません...
少し2番が前に出たかな?微調整の段階だから?デーモンの時とは違い動きが鈍いですかね。
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2007-11-13T22:48:13+09:00
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30代からの矯正 part11
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/3711.php
3日前から動的歯列矯正を再開しました。
これからは、デーモンシステムではなく、一般的なブラケットでの矯正治療です。
装着直後から左上側切歯はグググットいい位置に戻って来ました。写真は今日の状態ですが、過去の写真と比べると、2月か3月の状態でしょうか。 
今回のデーモンシステムでの治療で気付いたのですが、このシステムでは歯は通常よりも早く動きますが、骨の転化が追いつかず、装置をはずした後の固定を強固にしないと後戻りしやすいのでは? 
歯列矯正の期間を短縮するために、インプラントの応用や手術の併用などありますが、このデーモンシステムもそれらの中に位置づけられるのかな? 
今回のことも含めて、今後矯正治療のよいことばかりでなく、デメリットや辛い事、そして本当はね...ということもお伝えしてゆきましょう。歯列矯正のことを、広くそしてしっかり理解していただくために、これはどうしても必要です!
サイト協力Dr.の方々宜しくお願い致します!
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2007-09-02T14:22:44+09:00
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30代からの矯正 part10
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/3480.php
都合で治療途中でしたが矯正装置をはずしたのが3か月前。
下の歯はワイヤーでしっかり固定し、
上の歯は固定用にリテイナーを使っていました。
毎晩リテイナーを付けていましたが
残念ながら... 上の歯は、ほぼ半年前に後戻りしてしまいました!(写真は本日の状態です)
さらに、1度動き出すと、リテイナーを押しのけるぐらいの力で戻ってしまいました。
 皆さんにお尋ねしたいことがあります。
 1. リテイナーによる睡眠障害になった方いますか?
 2. リテイナー装着により、口呼吸となり、さらに喉頭(こうとう)アレルギーになった方いますか? 
3. また、それらの解決法は?
ご意見お待ちしております。
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2007-08-29T21:05:52+09:00
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世界舌側矯正学会に参加してきました
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/1894.php
 
7月14日、15日と世界舌側矯正学会(WSLO)に参加してまいりました。
今回は韓国で行われ、世界各地から500名以上の先生がいらっしゃっていました。
特に、近場ということもあり日本の先生が多かったように思います。
2日間にわたり、たくさんの発表がありましたが、いつもこの学会に参加すると思うことがあります。
 
「日本の舌側矯正の技術は世界でもトップレベルだな」と。
 
と言いますのは、日本人の骨格は欧米人に比べ、奥行きがなく、歯も大きいため、非常に難しいケースがたくさんあるのです。
 
私も今回発表しましたが、とても関心が高く、たくさんの質問を受けました。
あまり英語が得意でない私ですので、かなり苦労しながらもなんとか質問にお答えできたかと思います。
 
この会に参加し、世界最先端の技術に触れたことが、今後皆様の診療に生かされればなによりです。
 
次回の大会はアルゼンチンのブエノスアイレスです。
かなり遠いですが、是非参加してみたいと思います。
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2007-07-24T13:38:32+09:00
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今年の受賞は優香さんでした
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/682.php
 
昨日、東京アメリカンクラブで行われました成人矯正学会に参加して参りました。
今回のメインテーマは「矯正治療のグローバルな潮流」ということで、様々な発表や展示がありました。
 
私が特に興味を持ちましたトピックスは、「矯正歯科医師がなぜティースバンクなのか?」という広島大学の先生の講演です。
現在、広島大学では矯正治療のためなどで抜歯した歯を冷凍保存し、必要なときにその歯を移植してお口の中に戻すというものです。
ご存知の方も多いかと思いますが、矯正治療では骨に歯が並びきらないために、仕方が無く、健康な歯を抜歯することがあります。
その歯を取っておくことができたらどんなに良いことでしょう。
 
また学会の最後には、恒例の「イーラインビューティフル大賞」の授賞式がありました。毎回人気のある女性タレントの方が受賞されるのですが、今回は優香さんでした。
これはあくまでも個人的な意見ですが、去年の上戸彩さんといい、選ぶ方の基準が良くわからないように思います。
もちろんお二人ともとてもきれいな方なのですが、イーラインビューティフル大賞となりますと、もっときれいな方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
まあそれでもやはりタレントの方は華がありますので、大変盛り上がりました。(ワイドショーの取材もたくさん来てました。)
来年はどなたが受賞するのでしょう。
今から楽しみです。
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2007-06-25T14:09:15+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/682
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夏は手術の季節
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/678.php
夏は手術の季節!?
何でしょう?
顎変形症の手術は7月末から8月が1年間で最も集中する季節です。そうです、夏休みです。
つまり、この手術を受ける人の多くは学生さん達なのです。
夏の手術を希望される方は、すぐにでも予約に行かないと、なかなか自分の希望する日に手術が受けられませんよ。
今年は何人手術するかな?
写真は手術の様子です。イメージわきませんよね...
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2007-06-20T15:11:38+09:00
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歯科健診で
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/668.php
今日私は、学校歯科健診に行ってきました。歯科健診の結果の感想は、虫歯の本数は減ってきているけれども、歯肉炎や歯列不正は増えてきているようです。
歯列不正を診査するにあたり、厳密に見るとほとんどの人が、多かれ少なかれ歯列不正は持っています。しかし学校でチェックされるのは、その歯列不正がかなり目立つ人だけがチェックされます。ですから学校でチェックされた人はもとより、チェックされなかった人も、一度は矯正歯科の先生に診てもらったらいかがでしょうか。
診てもらうと「へーそうなんだ」と思う所がきっとあると思いますよ。
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2007-06-07T18:25:51+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/668
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最新のワイヤーです
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/641.php
 
最新の矯正は、ずいぶん進歩しています。
その中で最近良く使われるのが、「形状記憶合金」という特殊なワイヤーです。
もしかしたら皆さんの中にもこの名前を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。
これは、ある一定の温度になるとワイヤーが活性化され、歯に動かす力を加えるという、とても便利なワイヤーです。
ちなみに矯正用のものは、人間の体温ぐらいになると活性化し、主にでこぼこを並べるときに使用します。
とてもやわらかいので歯が動く痛みはかなり軽減されますし、もしどうしてもいたい場合は、冷水などで口をすすぐとお口の中の体温が下がりますので、ワイヤーが活性化されず、歯を動かす力が作用しなくなります。
とても患者さんにやさしいワイヤーなのです。
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2007-05-25T14:04:21+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/641
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30代からの矯正 part9
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/638.php
矯正の装置(ブラケット)がはずれた後は写真のように、透明で取外しのきくリテイナーというものを夜間だけ使っています。
これで、元に後戻りするのを防いでいます。
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2007-05-23T16:55:56+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/638
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30代からの矯正 part8
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/634.php
装置がとれましたー!!! 
歯もつるつる、ピカピカしています。ホワイトニングはしてないのに、とってもきれいに見えるのは不思議! 
まだ矯正治療は途中ですが、始める前と今を比べてみて下さい。
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2007-05-19T12:48:01+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/634
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30代からの矯正 part7
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/630.php
ついに並びました!矯正を開始して6か月弱
今は上下をゴムで引張ってかみ合せようとしている途中です。犬歯は上下ついて、後は前歯だけで、もう少しというところ。 (右の2番がもう少し捻りがほしいかな...)
6月から2か月間程海外に行くので、矯正は一旦中断です。
明日装置をはずして固定するとのこと。楽しみー。
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2007-05-16T09:04:13+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/630
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30代からの矯正 part6
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/592.php
5か月が経ちました。
もう少し捻りがほしいですかね〜それに、もう少し閉じてくれて、上下が咬んでくれるといいのですが... 
欲を言ったら限りがありませんし、5か月前と比べると別人、別口です。
そろそろ仕上げの段階に入るのかな?
明日ワイヤー交換の予定です。乞うご期待。
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2007-04-25T15:15:48+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/592
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デーモンフォーラムに出席して
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/585.php
 
昨日、今日と2日間、東京でおこなわれたデーモンフォーラムに出席してまいりました。
2日間とも朝9時から夕方5時までみっちりお話を伺い、大変勉強になりました。
最近は患者さんにも「デーモンシステム」という言葉が受け入れられてきているようで、たまに初診でいらっしゃる方に質問されたりします。
それだけ広まってきているシステムなので、受講者は400人程集まり、栃木県からも私が知っている限りで、5人ほどいらっしゃってました。
うちも始めようかなあ。
 
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2007-04-20T20:08:46+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/585
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歯の冷凍保存
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/581.php
 
まずはこのサイトをご覧ください。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/418/418822.html
先日テレビでも放送しておりましたのでご覧になった方も多いと思いますが、これは矯正で健康な歯を抜く、あるいは親知らずを抜いた場合などにその歯を冷凍保存し、将来どこかの歯が悪くなった際に植え替える(自家移植)という技術です。
今現在歯を喪失してしまった場合主な治療法は
・     両隣の歯を削って土台とし、金属で3本をつなぐブリッジという方法
・     入れ歯
・     人工の歯根(歯の根っこ)を歯茎の中に植えてあたかも通常の歯のようにするインプラント
などといったものが挙げられます。
この治療法が栃木県内でできるかどうかはわかりませんが、きっと近い将来そうなる日が来ると思います。
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2007-04-18T22:24:58+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/581
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保険診療と自費診療
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/539.php
平成18年4月の障害者自立支援法の施行により、手術前後の矯正治療が自費診療の方は、手術は保険診療が受けられなくなりました。
法改正から、10か月が経ちこれに従う様にとのお達しが全国に配布されました。
日本中の病院が3月からこの法律に従っています。
患者さんそして医療機関共にかなりの混乱があったと聞いています。
これ以外でも、矛盾はあるのですが...
法に逆らう訳にはいきません。日本の保健医療が変わっていきます。今は産みの苦しみの時代なのでしょうか?
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2007-04-11T21:45:42+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/539
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外科矯正の保険制度に変更がありそう
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/496.php
外科矯正の保険制度に今回の改正で変更がありそうです。
私が知っている限りでは、ここ20年ぐらい大きな改正はありませんでしたが、今回はだいぶ変更になるようです。
詳細がわかりましたら、又投稿したいとおもいます。
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2007-03-23T21:51:19+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/496
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30代からの矯正 part5
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/491.php
今回はあまり変化は見られません。右の側切歯をねじる事が今回の目的です。
つまり、4か月にしてほぼ大きな動きは終えたということ?!
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2007-03-21T08:56:08+09:00
http://cms.worksblog.jp/track/trb.php/491
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埋伏歯を引き上げる矯正の実際
http://cms.worksblog.jp/ortho2/blogs/479.php
埋まっている親知らず歯は、抜いた方がいいです。 
ならば、その他の歯で埋まっている歯は?...そのままにしておくのは、よくありません!
いつか、歯の周りに袋の病気ができて、手術なんてことも、よくあります。 
とすれば、どうしたらよいのか?
抜歯? それとも引っ張り出して来て使う?
とにかく、10歳代前半で何とかしましょう! 
犬歯は何とか残したい歯です。写真のように、埋まっている歯を矯正で正常な位置に出すことができますよ。(20分くらいで完了です)
何もしないで、様子を見ていても解決する問題ではありませんし、放置していれば、いずれ大人になってから大変な思いをして抜くことになります。
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2007-03-14T00:29:26+09:00
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