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 2008.04.22 [ 大人の矯正 ]
30代からの矯正part14
ついに終わりました~るんるん
歯の表面もつるつる 
2006年11月から始めて、途中3か月の中断があって、再会から8か月で一応終了です。
差し引き11か月の矯正期間ということでしょうか?
まだ、保定期間が2年あるそうですが... 長かったのか?短かったのか?
先が見えず、あまり変化の無い時期が辛かったですね。
でも、before - after を比べると驚きです。

矯正はやはり、いくつになってもお勧めです!
30代からでも遅くない!


 
 
 
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 2008.04.02 [ 現在の歯列矯正(連載) ]
第2回 歯列矯正によってもたらされるもの
その結果の先にあるものとは

今回は、歯列矯正治療を受けるメリットについて、掘り下げて考えてみることにします。
歯列矯正とは、不揃いの歯並び・異常な咬(か)み合わせ(不正咬合)を、正常な歯並び・咬み合わせ(正常咬合)に治していく歯科治療の一種ですが、この歯列矯正治療を受けることで、私たちは以下のような宝物を手にすることができます。

1. 食物を「よく咬める」ようになる

 写真(1)は、ある高校生の治療前の咬み合わせの状態です。
奥歯は咬んでいるのに、前歯は全く咬み合わさっていません。
これは「開咬症(かいこうしょう)」とよばれる不正咬合の一種ですが、この咬み合わせで食物をよく咬めると思いますか?
この高校生の話によれば、麺類は食べられないとのことでした。敢えて食べようとすると、咬み切れないので非常に汚らしい食べ方になってしまい恥ずかしいとのことでした。
矯正治療を受けた結果、前歯も咬み合い、なかなか良い歯並び・咬み合わせになりました(写真2)
これなら麺類でもOK、何でも美味しく食べられることでしょう。

    
           (写真 1)             (写真 2)

 正しい歯並び・咬み合わせで食物をよく咬めるということは、ただ単に「咬める」という単純なことだけではなく、以下に列挙するように、私たちにとって多くの意味で健康の源となります。

・よく咬んで食べることで、胃腸への負担を軽減し、消化を助けます。

・肥満の改善、予防に効果があります。

・脳血流の増加にともなう脳の活性化につながり、集中力の向上、知能の発達、運動能力の向上、認知症の予防に効果を発揮します。

・よく咬めると唾液分泌が増加し、唾液のもつ口腔内自浄作用の向上、さらには唾液中の消化酵素のはたらきもあり、虫歯予防、歯周病予防になります。また、唾液による発ガン物質の無毒化によりガンの予防にもなります。

・成長期のお子様では、よく咬むことで顎(あご)の成長が刺激され、しっかりした顎の発育に結びつきます。

・よく咬むことで顔面表情筋が鍛えられ、いきいきした豊かな表情が生まれます。

・骨粗鬆症の改善にも有用です。

・よく咬むことで唾液腺中を走行する副交感神経が適度に刺激され、快眠をもたらします。

 以上のような、よく咬めることでもたらされる様々な効果を得るためには、まず「よく咬める」歯並び、咬み合わせを手に入れることが前提となります。矯正治療はそのための有効な手段となり得るのです。

2. 歯の寿命を高める

 写真3のように歯が不揃いの箇所では、歯の表面に付着したプラーク(歯垢ともいい、食べカスと細菌からなる汚れの塊のようなもの)をブラッシングできれいにすることはきわめて難しくなります。
このようなブラッシング不良部位への長期にわたるプラークの停滞により、虫歯および歯周病が発症・進行するリスクが高くなります。
仮に虫歯や歯周病になった場合に、歯科医院でこれを治療するにしても、歯並びの悪い箇所の正確な治療は難しいものです。
このような歯並びを矯正治療で治すことにより、歯磨きもしやすくなり、虫歯や歯周病の発症リスクは低減できるでしょう。

          
                 (写真 3)        
           プラークを赤く染め出したところ
           八重歯となっている糸切り歯の辺りに
           大量のプラークの蓄積が認められる。

 一方、写真4のような著しい出っ歯の人では、前歯をぶつけて負傷する、すなわち外傷にさらされるリスクが高くなります。外傷による前歯の破折、脱落は、審美的にも大きく影響するものです。このような外傷のリスク回避にも、矯正治療は役立つのです。

          
                 (写真 4)

3. 発音の改善

 ある種の不正咬合、例えば開咬症(写真1)あるいはすきっ歯(写真5)では、前歯のすき間から息が漏れて正しい発音ができません。
矯正治療で正しい歯並び、咬み合わせにすることで、構音機能の改善も期待できます。

    
           (写真 1)             (写真 5)

4. 上部気道障害の改善

 上あごの横幅が狭い(専門的には狭窄歯列弓といいます)人には、鼻の通りが悪い、いわゆる鼻気道障害がしばしば認められます。
このような人が矯正治療を受けて上あごの横幅を広げる治療を行うことで、鼻の通りが改善するといわれています(写真6)
また、これにより副鼻腔の健常な拡大成長が期待できるようになり、副鼻腔炎にもなりにくくなります。

      
         拡大治療前                   拡大治療後
                       (写真 6)
      狭窄歯列弓に対し、拡大装置を用いて横幅を広げる治療を行った結果、
     アーチの幅が大きく
拡大された


 また、下あごが小さい(専門的には小下顎症といいます(写真7)人には、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする睡眠呼吸障害が多くみられる傾向があります。
小さなあごを成長させる目的の矯正装置(写真8)を用いることで、あるいは成人においては外科的に下あごを大きくすることで、睡眠中の呼吸機能の改善も期待できます。

      
      (写真 7)         (写真 8) バイオネーター
                     下あごの成長を促進する目的で使用
                     される矯正装置の一種

5. 審美性の改善

 良い歯並びをともなった美しい口元は、人々を魅了する何ものにも代え難い貴重な宝物です(写真9)
デビューを控えている歌手やアイドルの卵たちも、デビュー前に必ず歯並びを治すという昨今、仕事上の出世、人生の成功においても、良い歯並びはそれらの前提条件になるとさえ言われています。
臆することなく、堂々と矯正治療に取り組んでみましょう。
その結果の先にあるものは、自分自身に対する「自信」と、周囲を幸せな気分にさせる「魅力的な笑顔」です。

    

    
                   (写真 9)
     矯正治療を終了し、宝物を手に入れた患者さんたち

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[ 1 ~ 5 の記事を表示 ( 2 記事中 ) ]
2008/03/09
第1回 歯列矯正
2008/04/02
第2回 歯列矯正�
2008/05/30
第3回 矯正のリ�
2008/07/14
第4回 歯列矯正
2008/10/21
第5回 地元で治
 2007/05/30 15:20
相互リンクのお願
 2007/05/11 22:15
相互リンクのお願
 2007/03/27 15:50
保健医療機関
 2007/02/14 17:43
私もやりました
 2006/11/08 14:17
やってみようかな
 2011/08/07 22:59
歯の矯正で失敗し
 2007/10/02 14:57
歯列矯正