新しいサッカーの一種ではありません。近々公開される映画のタイトルです。
http://www.sonypictures.jp/movies/thumbsucker/site/
あまり聞いたことのないこのタイトルの意味は、Thumbとは親指のことSuckerは吸う人、つまり指しゃぶりをする人です。
上記のサイトのプレビューで、主人公と思われる17歳の少年が「歯科矯正で問題は解決しないよ」と言われております。
歯科医師?に扮するキアヌ・リーブスが指摘するように、指しゃぶりを止めることは矯正治療ではできません。矯正治療は指しゃぶりなどによって起こった悪い歯並びを治すことしかできないのです。ですから、幼児期を過ぎてからの指しゃぶりを止めるには、普段の生活の中でそれが悪いことであることを自覚し、自分で対処することが一番重要だといえます。
指しゃぶりの原因には諸説ありますが、心細いとき、不安なとき、さびしいときなどに心を落ち着かせるための働きもあります。お父さんお母さんが気をつけねばならぬことは、ひたすら指しゃぶりを禁止しても、むしろその傾向が増してしまったり、親の目から隠れて吸っていたり、あるいはタオルなどを吸うようになってしまったりすることがあるということです。そんな現場に直面したときの対処法としては、手を使って何かをさせたり、話題を与えてみたり、一緒に遊んでみたりして、安心させてあげることが必要だと思います。
誤解されるといけないので補足しますが、3歳以下のお子さんの指しゃぶりはほとんど気にしなくても良いと思います。4~5歳になっても続いているようなら少しずつ止めるようやんわりと指導すべきでしょう。
17歳の高校生の指しゃぶりは困ってしまいますね。
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