矯正治療は子供のうちだけで、大人になったらできないというイメージを持っている人が多いかもしれません。
大人だから歯が動かないとか、歯並びはもう治せないと思っていましたら、それは大きな間違いです。
矯正治療は歯とそれが並んでいる骨さえ健康であれば、
何歳からでも可能です。実際に矯正治療をおこなっている方には60代の方もいらっしゃいます。
矯正治療の対象が成人にまで広がったのは、装置や技術の進歩はむろんのこと、歯周病の進行を食い止め、歯根吸収をいかに少なくするかといった歯周組織の研究が進んだことがあげられます。
また、審美的にも現在は
透明な装置や歯の
裏側からの見えない装置があり、他の人からきずかれずに治療ができるようになりました。
日本人の平均寿命は女性であれば80歳を超えて、今では世界でも有数の長寿国になっています。
その上、最近は健康の意識がたかまり、健康のために歯を長持ちさせることは、とても重要なことだと皆さんもご存知だと思います。
歯を長持ちさせるためにも、歯列をきちんと区画整理し、歯を磨きやすくしておけば、歯の持ちは断然違います。
「もう年だから、、、」とあきらめていたかたは一度是非、
矯正医にご相談してみてください。
近年日本でもお子様だけでなく、大人になってから矯正治療をはじめる方が増えています。
私のクリニックでも、最近60歳を過ぎてから治療をはじめる方がいらっしゃいますし、女性だけでなく男性の患者様も少なくありません。
おじ様、おば様の矯正前線は意外?と進んでいる?