私は11月8日に東京矯正歯科学会のセミナーに行ってきました。そのときのテーマは、矯正用インプラントを用いた矯正治療についてでした。
インプラントと聞くと歯を抜いた後に人工歯根を骨に埋め込むももと思うかもしれませんが、それとは違います。
矯正用インプラントは、通常の矯正装置に併用するもので、歯を動かす時に固定源として使います。インプラントですから顎の骨に埋め込むものですが、小型のインプラントなので埋め込むのも非常にかんたんです。術後の痛みもほとんどありません。それを用いると矯正治療が効率的で短期間に歯を動かすことができます。又、矯正用インプラントは治療後は、取り除かれます。
セミナーでは、多くの患者さんの症例が報告され、だいぶ一般的にも普及してきたのが実感されるセミナーでした。